天皇杯3回戦 富山客席ガラガラ完売事件 / 富山県サッカー協会に説明を求めるちゃ

14日に天皇杯3回戦の「カターレ富山-ベガルタ仙台」が行われたがよ。

目次

善戦及ばず3回戦敗退やちゃ

まずは試合を振り返るちゃね。

ベガルタ仙台は控えメンバー中心やけど、カターレも半数くらいはスタメンやなかったがよ。中2日のアウェー戦の後やから、カターレとしちゃ、ターンオーバーするのは仕方あるまい。

立ち上がりはカターレがチャンスを作ってよぉ、控えメンバー中心の仙台は、あんまし噛み合っていない感じやったがで、先制点のチャンスは十分にあったがやけど、次第にエンジンがかかってきた仙台が30分以降はペースを握って、結構ピンチやったがやけど、身体張って守ってなんとか防げたじゃ。

後半の立ち上がりからはカターレのペースになって、ペナルティエリア内に侵入して、結構チャンスを作っていたがやけど、シュート時にモッタモタしとんがやからか、シュートのときに焦ってしまってよぉ、なかなか枠を捉えられんかったがよ。そこで仙台がカウンターから右サイドに開いた、ジャーメイン良が個人技で突破して、角度のないところから頭上を抜くシュートで仙台が先制したがいちゃ。

同点に追いつくべく、カターレも頑張って攻めとったがやけど、結局ゴールを奪うことができず、0-1で負けてしまったじゃ。双方の実力差は明らかやったし、カターレのシュートが入らんのは、相手がどこであろうと一緒やったがいど、普段見ていないお客さんにとっちゃ、「カターレなかなかやるにか!」と思わせる試合やったかもしれんちゃね。

ガラガラながに完売で入場できん事態に

「カターレ頑張っとる」と思いつつも、とあることがあったがで、あんまし試合を楽しむことができんかったがいちゃ。それがこれながよ。

オラは実況ツイートしながら、試合を観戦しとるがいど、その時にちょうど目にした相互フォローのおっじゃさんのツイートが流れてきたがで、目を疑ったがいちゃ。

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見ての通り、ガラガラながいちゃ。

こんな状態ながに、チケットが完売とか、さすがにおっかしな話やちゃね。カターレのホーム戦の動員は今季は良くなくて、集客が芳しくない天皇杯だからといってもよぉ、相手がJ1のベガルタ仙台やし、お盆の連休時だけに、まさかこの状態で「完売」にしてしまうとか、不思議やと思ったじゃ。

そしたら、案の定、3238人しか入っとらんがやね!か!どいがなっとらーよ!

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県総ちゃ、25000~30000人くらい集められる感じやけど、Jリーグ公式のサイト「J’s Goal」によるとよぉ、18,588人やちゃね。Jリーグでは芝生席は座席として数えず、長椅子も規定があるがで、実際に2万人集めようとしたらよぉ、ギューギュー詰めになってしまうのは、90年代のJリーグ創設の頃とか、2000年代にやっとった「a-nation」とか「Mr.Children ”Home” Tour」などのライブイベントなどで知られとると思うがやけど、少なくとも5000人くらい集めても、ガラガラになっとる印象は拭えんやろう。

それながに、3000人くらいしか入っていない程度ながに、当日券のチケットを完売してしまったわけやちゃね。前売りでどれだけ売れたがか分からんがやけど、当日にスタジアムで用意していたチケットとか、本当に少ししか用意していなかったがやろう。

被害者続出やちゃ

カターレの普段の試合と違ってよぉ、天皇杯ちゃ、Jリーグの試合やないがで、カターレのシーズンチケットとか招待券を使うことができんがで、普段シーズンチケットのサポーターもチケットを買わないといけんがいちゃね。

オラもシーチケ持ちながで、当日券を買いに行くこととか無いがやけど、よほどのイベントがない限りは、市の図書館とかで読書して時間を調整したりしながら、最近は15分前くらいに到着することが多いがやけど、オラはこの日は45分前に到着したがやね。ほんじゃけど、その15分前に合わせていってたらよぉ、オラは無駄足になるとこやったじゃ。

普段の客入りとか、いろいろ考えたら、試合開始に間に合わんくても、チケットは売っているやろうと考えるところやけど、まさかそこで「完売してしまった」というのは、普通は想定できる話やないやろう。

小学生に高校生のチケットを販売したがやと

https://twitter.com/DzYCTz9UrsdMdbQ/status/1161620129022529537

さすがにこれはドン引きやちゃね。

小学生のチケットが先に売り切れたがやから、高校生のチケットを売りつけるとか、SS席を買わせてしまうとか、まあ酷い話やちゃ。こういう情報とか、Twitterとか他のSNSとかで、一気に広がっていくもんやけど、何の対策もない以前に、そいことしとることに恥すらも感じんがやろうのう。入場できんがで泣いてしまったお子さんと、そのお子さんのために高いSS席を買う羽目になった親御さんには、本当に気の毒やちゃね…。

A席自由やったら、3100円(大人2100円、子供1100円)ながに、10200円(SS席5100円×2)払うことになったのは、本当に気の毒やちゃ。7000円多く払うことになるとか、どんだけボッタクリながけぇ?

チケットがなくなったら、スタジアムから1kmくらいあるローソンまで行って、発券を求めるとか、さすがにダラとしか思えんのう。その最寄りのローソンへ行ったら、試合開始してしまったから売れないとか、何をさせているのやら…という話になるちゃ。

カターレへの風評被害は起きるちゃ

https://twitter.com/DzYCTz9UrsdMdbQ/status/1161578967138050048

天皇杯は主催が日本サッカー協会でよぉ、主管は富山県サッカー協会がやっとるがで、大会運営ちゃ、富山県サッカー協会がやっとるがいちゃね。この上のツイートはカターレに対して不満を言っとらっしゃるがいど、本来はクレームを言うならば、富山県サッカー協会に言わんならんとこながいちゃ。

ただよぉ、普段そんなにサッカーを観戦することがないもんからしちゃ、富山県総合運動公園陸上競技場で開催しとって、カターレが試合やっとるということは、カターレが運営しとるもんやと思うもんやし、素人目で見たら、そう言われるのは仕方ないとこやろう。

そういうことも踏まえて考えたらよぉ、富山県サッカー協会ちゃ、自分たちの失態がカターレにまで悪影響が及んでしまうのちゃ、頭に入れておかんなんとこやったし、それだけの責任はあるちゃね。

県協会は最初からやる気なかったがけ?

直前になってもよぉ分からんかったがで、オラも心配やったがやね。

カターレがよぉ、天皇杯の3回戦まで進出するのちゃ、かなり珍しいことやちゃね。2年前の天皇杯の規約改定によってよぉ、「サッカー普及の観点から、天皇杯の試合を全国各地で開催することが重要と捉え、3回戦から準々決勝までの試合においては、対戦カードの下位カテゴリーチームが所属する都道府県の会場を優先して開催することとする」ということやけど、カターレがベガルタ仙台を迎えての試合になったがやね。

お盆休み期間の中で、相手もJ1のベガルタ仙台と対戦となりゃ、普段はサッカーを観に行かないもんにしても、興味を持つ人もおるやろうし、同時にカターレがどこまでやれるのか気になる人もおるちゃね。そんでもって、カターレにとっては、滅多に無い機会で、チームをアピールするちょうどいい機会やにか。成績的に今季も厳しいカターレやけど、ちょっとした機会ちゃ、新規ファンの獲得のチャンスでもあるがで、活用していかんなんまい。

ということで、富山県での開催で、ちょっとでも盛り上がるがか期待しとったがいちゃ。

https://twitter.com/elfschritt_vvv/status/1159443527933280256

ところがこれながやね。1週間前になっても情報がないがよ。

オラが思うに、お盆休み期間でカターレが試合やっとるのは久々やし、それも相手が仙台やから、県内でコマーシャルをしてでも、たくさんのお客さんを呼ぼうとするもんやと考えるがやけど、全くやってもないがやね。

こうやって、岡山のように、県協会が率先して盛り上げようとしてもいいがよ。台風も近づいとるがに、あらゆる情報発信をしてって、盛り上げたりしとる様は、富山県とは雲泥の差があると感じさせられるちゃね。

それに岡山県協会のように、ファジアーノ岡山に非常に協力的なとこちゃ、今のお客さんがたくさん入っている岡山のサッカーを支えている要因の一つやろうのう。そこら辺は、せっかくのカターレの晴れ舞台である天皇杯の試合でも盛り上げようとしとらんとこを見ると、地域がどうやって支えていくかで、Jリーグ同級生でも大きな差がついてしまうがやと感じてしまうちゃね。

要は富山県サッカー協会にとっちゃ、カターレ富山はどうでもいいがやろう。

開催地に関しちゃ、開催する能力がなけりゃ、相手側の都道府県で開催するもんになっとるし、実際に今年は金沢がホーム開催せんくて、相手側でやったがやけど、富山は開催を請け負ったことになるがよ。無理やったら無理で、普段から運営しているカターレのスタッフに委託するか、それがダメなら仙台でやればいい話やからのう。

つまり「富山県協会は無能だし、カターレ富山はどうでもいいので、仙台がやってください」で済むわけやしのう。

ボランティアを盾にする県協会責任者

さすがに酷いと思ったがで、ハーフタイムや試合後にいろいろ聞いてみようとしたがやけど、会場で働いとるのは、ほとんどがボランティアの方々ながで、あまり有意義な話は聞けんかったじゃ。手元のチケットが切れても、入場できるように対策を立てるもんやないかと聞いても、さすがに上からの指示以外でやれないのは、当然のことやろう。

むしろ、行きどころがない失望に満ちているお客さんを相手にせんならんのは、ボランティアの方々にとっても気の毒な話ではあるちゃ。こういうがになるがなら、責任者が出てきて、全部自分で対応するのが筋やろう。

県協会による運営が大変でも、カネと時間を費やしとるお客さんには「知ったこっちゃない」話やし、ましてや運営が富山県サッカー協会であろうと、カターレ富山であろうと、それも「知ったこっちゃない」話ながいちゃ。

徹底的に追及するべきやちゃ

やりようによっては、カターレも岡山のように、もっとお客さんを集められた機会やったと思うがやし、運営自体もカターレに任せてあげたほうが、地元のチームをアピールできるがやし、より良いと思うがやけど、逆に泥を塗る結果になってしまったがいちゃね。

https://twitter.com/ronironio1206/status/1161907086575276033

ホームのお客さんのみならず、アウェーの仙台のサポーターにまで実害が出た以上、富山県サッカー協会は何か声明を出していかんなんとオラは思うがやし、何だったらマスコミが追及していってもいい問題やないかと思うちゃ。

何か反応があるまでは、オラはこれについては追求したいと思うちゃ。

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