第2節 カターレ富山 – 福島ユナイテッドFC / 何事もバランスやちゃ

ホーム開幕戦やちゃ。相手は福島ユナイテッドFCながよ。

目次

スターティングメンバー

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カターレは前節からメンバーが代わってよぉ、不調のみずきゅんから新加入の白石智之が先発やちゃ。そんでGKはエノテツさんになんかあったとか、特に発表はないがやけど、太田岳志が先発で、控えには斉藤が入っとるちゃね。フィールドプレイヤーの控えには、前節おらんかった田中智大が入ったじゃ。

福島ユナイテッドFCは、先発を見る感じやと、ニウドとモギーニョがおらんがになったくらいで、去年からメンバーは大幅に代わった感じはせんちゃね。FW武颯、樋口寛規、田村亮介など、なかなか厄介な選手はおられるちゃ。

試合内容は圧倒するがいど点が決まらんちゃ

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前半は立ち上がりからいい感じやったのう。左右真ん中と上手く攻撃を構築しとってよぉ、前半から福島を押し込んどったがいちゃ。2トップは駿太さんが下がったときは、才藤が最前線に上がって、両者が上下動し合うさまは、シーズン開幕2試合で結構浸透しとる感じやちゃね。白石-前嶋、ヨージ-柳下のとこは、若干ポジションが入れ替わることがあるかのう。実際に相手のディフェンスラインを破って、ゴールに迫る惜しいシーンはたくさんあったしのう。

ただ、開始1分の駿太のシュート、10分に裏抜けた才藤のシュートはポスト、20分くらいの裏抜けからの駿太が1対1を決められんかったとか、27分のゴール前のこぼれ球をキメられんかったヨージのシュートとか、決定機は4,5度ほど作っとるがいど、どれも枠を捉えられんかったがで、ゴールは奪えんちゃね。

ワンチャンで決められたじゃー

これまで後手後手に回っとった福島が、CBの一人の寺前を下げて、東を投入したがいちゃ。アクシデントかどうか知らんがやけど、寺前のとこからチャンスを結構作っていただけに、修正を図ってきた感じやちゃね。

改めて見て思ったがいど、交代直後くらいから、福島はディフェンスラインの修正を図って、下がり気味の守備を若干ラインを上げて対応しとるちゃね。そんでなるべくボールを大切にして、繋いできとった福島も、残り時間が少ないがで、長いボール使って速攻を仕掛けるわけやちゃ。アディショナルタイムになって、右サイドのMF池田昌生選手が駆け上がって、コーナーキックを取るがいちゃ。これはプラン通りやろう。

そんで先制点を食らったセットプレーやけど、これはもったいないちゃねえ。一度競り勝って、ボールをPA内から出たがに、そこで拾われて失点しとんにか。これはボール弾いた時点で集中を切らしとられるのう。こぼれ球に反応した池田に対して、今瀬が左方向を塞いどるがに、その背後をケアする選手がおらんもんのう。クリアした時点でラインを上げるとか、もっと徹底してりゃ、こういう失点にはならんと思うがいど、本当に勿体無いちゃね。しっかりやらんなんとこやったじゃ。

コンビネーションで同点やちゃ

失点を喫したカターレとしちゃ、もちろん攻勢に出ていかんなんとこやけど、福島としちゃ、前半よりも更に守備的なゲームを展開して、カウンターを狙っていったがいちゃね。ほんじゃから、後半開始からゴリゴリ押していくがになって、ゴール前がワチャワチャになっとったのう。

59分になって、才藤が下がって、新加入の田中智大が投入やちゃ。

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これは良い攻めやったのう。駿太さんが一旦サイドに開いてからヨージに戻して、駿太さんが真ん中に流れたとこで、左サイドが空いて、そこに前嶋が侵入ながよ。そんで動き遅れた相手選手を振り切ってクロス入れたら、斜めに入ってきた田中智大がゴールやちゃね。まっでフットサルみたいなゴールやったじゃ。

カウンターから2失点やちゃ…

同点に追いついたカターレはサイドを中心にチャンスを作っていくちゃね。ゴール前に侵入する回数が多いがで、逆転も行けそうな雰囲気になっとったのう。…そうしたとこでこれながいちゃ。。。

スローインをインターセプトされて、そっからシンプルに縦にボールを入れ続けられてよぉ、最後はエースストライカーの武颯に決められてしまったのう。

…正直言っちゃ、このスローインから失点に繋がってしまうようやと、今後が心配になってくるちゃね。どこがダメやったか…という話をしたら、ほとんどがダメという感じやし。スローインがプレゼントパスやし、相手に渡った時点で白石が飛び込んでいっとらんがやし、この後も人数が揃っとらーに、あっさり縦に通し続けられて、武颯にスコーンとやられてしまうがいちゃ。

何ながやろうのう…。これ。ライン際の攻防からあっさり真ん中に通されとるのも変やし、ボールホルダーへのチャレンジが全然やったり、そいがならはっきりとリトリートを選んでもいいかと思うがいど、それすらアレやし、厳しいこと言っちゃ「普通はありえないゴール」というのはオラの思うとこかのう。守備の取り決めとかはっきりさせてないのが顕著に出たのう。

これもちょっとありえないゴールかのう。結果としちゃ、池田昌生のミドルシュートが、カターレの選手に当たってコースが変わったゴールやけど、そこに至る過程が良くないちゃね。

池田の対面におる前嶋の対応ながいど、これは厳しいのう。対面の選手との距離が遠くて、完全に相手の後手に回った守備ながで、ボールを見て様子を見ているというだけの印象が拭えんちゃね。

他の選手が守備体制に戻ってきとっても、あっさりプレッシャー無しでシュート撃たれてしまったら、何起こるか分からんがで、本当に意味がないちゃ。カットインを選ばれとる時点でダメやと思うがやけど、あの距離の遠さと腰を下げすぎた体制やと、相手とボールを見ているだけで守備になっていない…と言わざるを得ないとこやのう。背後を白石がカバーに回っとるがで、身体の向きでカットインのコースを遮って、サイドへ逃がすのも大切やと思うちゃね。

内容もいいがやけどケアレスミスをどうするかやちゃ

この試合は1-3で負けやちゃね。

「決定機を決められなかった」ことをよぉ、監督や選手は原因として見ておられるがいど、オラはそこだけを固執するべきではないかと思うちゃ。いくら点が取れるチームになっても、相手から3点奪われるようやと、さすがに勝率も上がっていかんがで、やっぱし守備は重要ながいちゃ。

3失点とも共通して言えるがいど、ボールホルダーへチャレンジしていく選手と、背面をカバーしていく選手の相互の連携には、大きな課題が見えるちゃね。それが解決させていくには、コーチングとか大切になってくんがやけど、カターレちゃ、誰が監督になってもこういうのが苦手やから、本当にどうにかしてかんなん課題かなと、改めて感じさせられたのう。これができれば、ボールもアグレッシブに奪いにいけるはずやし、攻撃面にも良い影響を与えられるはずやちゃ。

前嶋くんの守備対応を見ていると、今後は相手チームは露骨にカターレの左を狙ってくるのは、容易に想像はできるかのう。それに対して、カターレはシステムを変えていかーか、前嶋くんの守備技術の向上を促すがか、連携面での充実を図っていかーか、シーズン通してしっかり成熟させていって欲しいとこやちゃ。

 

 

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