とれぱんふっとぼーる

とれぱん先生がお送りする、ワールドフットボールブログやちゃ

EURO2016 グループF第1戦 オーストリア-ハンガリー / 初の国際舞台やちゃ!

2016/06/17

いよいよ、EURO2016のハンガリーの初戦ながいちゃ。

オーストリアおっかねえじゃ

相手は今大会のダークホースのオーストリアやちゃ。なんやらEURO予選を9勝1分の無敗の首位で突破しとるみたいやちゃね。たった4勝しかせんと、プレーオフでヒーヒーいいながら勝ち上がってきたハンガリーと比べたら、えらい順風満帆ながやね。


お互いの選手の所属チームでフォーメーション作ってみたじゃ。

ネームバリューも完全にオーストリアやけど、クラブチームやと尚更オーストリアやちゃね。ハンガリーのメンバーとか、国内リーグの選手が多くなってよぉ、見た目だけでゆったら、オーストリアが優勢と言われるのは仕方がないちゃね。ハンガリーのブンデスリーガ組のサライとクラインハイスラーちゃ、そもそもレギュラーやないしのう。

ハンガリー代表以前に、ソンバトヘイの代表ながいちゃ

キラーイさんの格好ちゃ、下はグレーのトレパンが名物やけど、どこのチームにおっても、基本ちゃ、黄色のユニフォームを着とるちゃね。ほんじゃけど、今回はハンガリーのフィールドプレイヤーが白やったか、キラーイさんは区別がつきやすい緑になっとんがいちゃ。この蛍光色の緑、どっかで見たことあるなと、既視感あったがやけど、この蛍光色の緑ちゃ、キラーイさんの故郷で、現在の所属クラブである、ソンバトヘイ・ハラダーシュのユニフォームカラーながいちゃね。

前半はほぼ互角という感じやちゃ

試合開始直後によぉ、いきなしオーストリアが仕掛けてよぉ、開始30秒でダヴィド・アラバのミドルシュートがポストに直撃するがやね。これはビックリしたのう。キラーイさんの頑張りを見たいと思っとるオラでも、30秒は早すぎやにか。オーストリアもいきなり主導権を握ろうとよぉ、マジャールのもんを、強烈なシュートでビビらせにきとんがいちゃ。それをやってくるのは、世界最高のユーティリティプレイヤーと言われとるアラバやからのう。さすがやちゃ。

そんでもよぉ、マジャールのもんちゃ、落ち着いてプレーしとったのう。予選プレーオフの時に対戦したノルウェー戦とか、正直押し込まれる展開の方が長くてよぉ、キラーイさんのビッグセーブに頼りっぱなしなとこやったけど、オーストリア戦は積極的にライン上げて、コンパクトな守備しとるがいちゃね。オーストリアが両サイドのアルナウトヴィッチとハルニクを軸としながら、中央にヤンコ、ユヌゾヴィッチ、アラバが狙っていくように、広く使って攻撃してくるちゃね。

マジャールは豊富な運動量を活かしてよぉ、タイトな守備と丁寧なパス回しで対抗するがいちゃ。サイドがオーストリアの方が主導権を握っとったがで、ジュジャークとネーメトは上手くいかせられんかったがいど、クラインハイスラー、ナジ、ゲラの3人のセンターハーフが上手くパスを回せるがで、ボールポゼッションでは互角ぐらいにもっていけたがいちゃ。

そんで徐々にリズムを掴んできたマジャールは、40分にカウンターが発動するがいちゃ。クラインハイスラーがドリブルでボールを運んでよぉ、右サイドのジュジャークへスルーパスすら。ほんじゃけど、ジュジャークは逆足やったか、シュートは枠に入れられんかったじゃ。

前半はスコアレスで終了したがよ。少ないチャンスでもったいないがいど、このシーンでマジャールのもんはできると思ったに違いないやろうのう。

後半はマジャールが流れを完全に引き寄せたじゃ

互角の展開やった前半やったけど、後半に入るとマジャールがオーストリアの弱点を発見したような感じになるがやね。

それは、「オーストリアがアラバを封じられると脆くなる」ということやちゃね。ということながで、前半はちょっと自由にやらせすぎたがで、後半はナジがほとんどワンマークに近いぐらいの状態になって、他の選手はパスコース消したり、守備のサポート回ったりして、アラバに自由を与えんかったがいちゃ。

これがかなり効いたがか、後半はマジャールの方が流れ掴んだのう。前半はほとんど見せ場も無かったジュジャークやけど、右サイドのタッチライン際のポジションを取りながら、一気に中へカットインする動きが増えてくるがいちゃね。PSVのエースとしてよぉ、オランダリーグ随一のサイドアタッカーとして名を馳せたバラーチ・ジュジャークやけど、その本領が後半に発揮されていくがいちゃね。逆サイドのクリスティアーン・ネーメトもそうやけど、大きく開いてからよぉ、攻撃しかけるがで、オーストリア守備陣が、スッカスカになっていくがいちゃね。

待望の先制点やちゃ

これでよぉ、リズム掴んだマジャールのもんは、最終ラインのグズミチュのロングフィードを受けた、クラインハイスラーがドリブルでボール運んでよぉ、サライのワンツーからスルーパス出して、裏に抜けたサライが右足アウトサイドで泥臭く押し込んで、マジャールが先制するがいちゃ。

完全に2人で崩しとるけど、オラが思うに、ジュジャークやネーメトといったとこの外側からの仕掛けが伏線になっとる気はしたのう。外から外からを繰り返して、薄くなったとこを、クラインハイスラーとサライのコンビで崩す感じがたまらんちゃね。これには真夜中やけど、オラも思わず唸ってしまったじゃ。

普通に応援して、普通にブログで書いて、そんで終わるつもりやったけど、こんなプレーされたら、戦術とかに触れたくなりますちゃ…。予想以上にできるチームながでびっくりしたがいちゃ。

相手セットプレーから、カウンターで追加点やちゃ

その後はドラゴヴィッチが2枚目のカードで退場になるがよ。そこで更に前がかりになったオーストリアに対してよぉ、マジャールはサライとクラインハイスラーのコンビを下げて、今度はタマーシュ・プリシュキン(スロヴァン・ブラチスラヴァ)と、ゾルターン・シュティーバー(ニュルンベルク)を投入するがよ。

マジャールはやや高めやったラインを若干下げてよぉ、リスクを抑える展開になるちゃね。そこからはキラーイさんの出番が増えてくるわけやけど、196cmのヤンコとかデカいもんがおるオーストリアの放り込みに対してよぉ、キラーイさんが完璧の仕事をして、危なげなく失点を抑えていくがいちゃ。単調な相手に対して、しっかり対応できるベテランの味が発揮されたがいちゃ。


そしたらよぉ、相手のセットプレーから、途中交代のタマーシュ・プリシュキンのスルーパスから、最後はまた途中出場のゾルターン・シュティーバーが、GKアルマーとの1対1を制して、ハンガリーが追加点やちゃ。

シュトルクさん、采配ばっちりやないけぇ。これはびっくりやぜぇ。

プリシュキンちゃ、かつてはワトフォードやQPRなどでもプレーしたベテランやけど、あんましゴールを量産するタイプやないがで、どうなるかと思っとったら、スペースを突くハードワークと、中央→サイドとオフ・ザ・ボールの動きでかき回していくがやね。これこそプリシュキンの動きやちゃね。そのプリシュキンの動きに連動するシュティーバーとは、EURO本番までの準備が相当やってきたがやと改めて感じたじゃ。

試合は2-0で勝利やちゃ。去年のギリギリで勝ち上がったEURO予選とか、プレーオフのノルウェー戦とは、段違いの完成度に仕上げて、格上のオーストリアに完勝やちゃね。戦術面での練度が素晴らしいし、「クラインハイスラー&サライ」とか、「プリシュキン&シュティーバー」とか、連携構築もしっかりしとるしのう。チームのエース格のジュジャークにしても、その個の強さを、組織として活かされとるちゃ。フェレンツヴァーロシュコンビの37歳ゲラと20歳ナジのコンビも、運動量の多さと視野の広さが抜群やったし、両SBのカーダール、フィオラも相当走っとったしのう。CBのグズミチュ、ラングも守備はもちろんやけど、攻撃面では勇気持ってボールを運んで、相手を引き付けながらパスを回しとった。キラーイさんは的確なコーチングとポジショニングで渋く守っとったじゃ。

シュトルク監督がよぉ、「これ以上の試合はできない」とかゆっとったのう。確かに今のマジャールやとそうかもしれんし、それぐらいのポテンシャルをみんな発揮しとったと思うちゃ。今のチームちゃ、最年長のキラーイさんと、最年少のナジの歳の差は20歳もあるし、おそらく全出場国の中では、年齢差が激しいとこやと思うちゃ。ゲラさんが現役引退でもおかしくないほど、膝が悪いがいど、そんでも監督に求められて代表におるわけやし、この時代やないと、このチームはありえないということやちゃ。

すごくいいものを見たじゃ。次もいい試合やったら、また長々と書くかもしれんちゃ。この日は、本当に今まで長くマジャールを応援してきて良かったと、心から思ったじゃ。

-EURO2016, ガボール・キラーイ, ハンガリー代表(EURO2016)
-, , , , , , , , , , ,