とれぱんふっとぼーる

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第30節 ブラウブリッツ秋田 - セレッソ大阪U-23 / 立ち上がりがすべてやちゃね

2018/11/08

家族旅行ついでに「ブラウブリッツ秋田-セレッソ大阪U-23」を観に行ったがで、今週はこちらの試合を取り上げることにするちゃ。

スターティングメンバー

久々見たら、ブラウはシステムを思いっきり変えとるちゃね。杉山さんが退任になって、間瀬さんが1年半ぶりに戻ってきたがいど、システムを3-4-2-1から、4-3-3に変更しとんがよ。サイドで起用されとった青島拓馬がセンターハーフになって、守備的MFのレギュラーやった藤山智史が左サイドバックやっとって、前山、古田、日高、韓、中村亮太などがベンチという、去年の原型を成しとらんかったじゃ。

セレッソは、トップチーム同様の4-4-2といったとこやけど、シーズン通して、4-4-2に忠実なソリッドなサッカーしとるちゃね。

序盤にミスから3失点やちゃ…

しっかし、この試合はびっくりしたもんやちゃね。立ち上がりは縦に速い攻めで先制点を狙っていこうとするブラウやったがいど、中盤でのミスから一気にピンチを招いて、開始7分に元ブラウの米澤に早々に先制されてしまうがやね。

そんで、バッタバタになったブラウは、ビルドアップでセレッソの守備ブロックに引っ掛けてしまって、まーたカウンター食らって、12分に今度はハンドでPKを献上すると、また米澤に決められてしまうがいちゃ。

14分にも、カウンターから山根にゴールを決められたブラウは、前半で試合を決められてしまったような感じになってしまったのう。軽率なミスと、失った後の対応の不味さによって、ゴール前までガラガラになってしまったがで、カウンター受け放題になってしまうがいちゃ。

ワイドな展開から久富のゴールで1点返したじゃ

開始からカウンターから飛ばし気味やったセレッソはよぉ、30分前後くらいから「攻め疲れ」が見えてきて、足が止まるようになってきたがいちゃね。その辺りから、ブラウのターンが回ってきて、左の外山凌、右の久富賢にまわして、チャンスを演出するがいちゃ。

41分に右サイドを崩してよぉ、山田樹のクロスから、久富賢がヒールで合わせて、ブラウがなんとか1点を返すがやね。

3点取られてよぉ、ブラウの中盤、最終ラインがえらいナイーブになってしまってよぉ、全然縦パスを送られんがになっとったがいど、セレッソが足止まった頃から、上手いこと盛り返してきた感じやったがいちゃね。特に久冨のスピードにはよぉ、相手は対応できとらんだがで、35分以降の流れは、ブラウとしちゃ、2点は欲しかったやろうのう。

後半立ち上がりに決められて万事休すながよ

とりあえず、1点は返して、後半に巻き返しを図りたいブラウやったがいど、ハーフタイムで体力を回復させたセレッソに、カウンターから失点してしまって、また3点差になってしまうがいちゃ。

再び3点差をつけたセレッソやけど、今度は上手く対策も立てて、チャンスメークしとった久冨のとこは、パスコースを遮って、ボールの供給をストップさせることにしたがよ。そしたら、左の外山のとこにボールを送るような形になるがいど、この日の外山はあまりチャンスを作ることができんかったがで、サイドの深い位置にボールを送っても、失った後の守備もおっかないがか、結局バックパスでボールを戻してしまうがで、見ている側としちゃ、ストレスが溜まるような試合になってしまったのう。

ブラウは3人同時交代で一気に状況を変えようと試みるがいど、3点差に広がった中では状況的に厳しいがやし、中盤から後ろのビルドアップがままならんがんで、効果はほぼなかったと言わざるを得ない…そんな後半やったじゃ。

結局、立ち上がりの3失点が大きく響いて、1-4でブラウが負けやちゃね。

選手間が広いと個々の責任が段違いやちゃ

去年のブラウちゃ、ロングボールで前線へ大きく蹴っていくサッカーやし、マイボールになろうとならんまいと関係なく、密集作って人数かけて詰めていくサッカーやったがいど、試合展開が単調になりやすいがで、先制点を取られたら勝てない問題点があったがやね。その致命的な問題がありながら、去年は優勝してしまったがいど、今年は研究される立場になったもんやから、これまでない補強の割には手詰まり感が否めんかったがいちゃ。

杉山さんの率いるブラウちゃ、優勝こそはしたがいど、「逆転勝利がない」「スタメンの選手はほぼ固定」「試合内容は単調」という、様々な問題点は残してきとるがやし、今季が上手くいかんかったのちゃ、以前から蓄積しとった問題点を解消できなかったとこにあるやろう。

7月11日に間瀬さんが戻ってきた後ちゃ、ブラウはフォーメーションを変更して、4-3-3にしとんがやね。これちゃ、J3を優勝したFC琉球に近い形やけど、サッカーもよぉ、とにかく前へボールを蹴っていったサッカーから、繋げて前へ持っていこうとするようになっとって、選手間の距離も密集を作っていたがに、両ウイングがサイドぎりぎりにポジションを取って、横幅を広く使おうとするようになったがいちゃ。そんでスタメンはほとんど固定しとったがに、間瀬さんが戻ってからは、いろんな選手に出番が回るようになっとんがやし、元々レギュラーやった藤山や青島は、ポジションを変えとるちゃ。

おそらく今シーズンのJリーグの監督を代えたチームの中で、最も劇的な変化が起きとるクラブに違いないちゃ。

実際にブラウのサッカーちゃ、以前とはかなり異なるものになったしよぉ、俊足で個人技に長けとる久冨などは、今の方がスタイル的に合っているかと感じられたじゃ。

ほんじゃけど、同時に「ミスしたらボールを奪い返し辛い」とこが散見されるようになってきたがいちゃ。そりゃ、ピッチを広く使おうとすりゃ、選手同士の距離も大きくなっていくもんやし、守備のリスクは本当に大きくなっていくがいちゃ。「ピッチを広く使う」という言葉も、ネガティブになりゃ「間延びしている」ということになるからのう。

手詰まりになったらよぉ、すぐにバックパスを連発していったブラウちゃ、正直「らしくない」と思ったがよ。

それは長いボールを蹴っていっても、フィジカルの強さと落下地点に入っていく空間把握能力に優れとる田中智大がボールを収めてくれがたやし、マイボールにできんでも、2列目、3列目がボール奪取に行けて、その中心人物やった山田尚幸が怪我でおらん状況でよぉ、立ち上がりに失点を重ねたら、そうなっていくもんかもしれんちゃね。

ブラウは新たなサイクルを構築せんなんちゃね

間瀬さんが戻ってきたことでよぉ、ブラウのスタイルちゃ、また最初から作り直しとるのが、試合を見てても思ったがいど、選手たちもそれに適した能力になれるように、成長していかんならんと、改めて感じたじゃ。

「密集」していけば、ある程度のミスもリカバリーしやすくて、個々のプレー精度もあまり求められないサッカーにはなるがいど、距離が大きければ、独力でなんとかしとかんならん場面も多くなるやろう。技術やポジショニングなどちゃ、もっと研ぎ澄まされたものを求められていくちゃ。ましてや3失点食らったとしても、縦パスを送る勇気を削がれて、安全なパスを選択しとるメンタルやと、チームに何ももたらすことはできんやろう。

いろいろ問題点が多いがいど、間瀬さんが戻ってきたブラウのチャレンジ自体は、オラは支持していきたいと思うちゃ。今季中にもう1度くらい、記事でも書いていこうかと思うちゃ。

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-ブラウブリッツ秋田