とれぱんふっとぼーる

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第26節 カターレ富山 - S.C.相模原 / 今季初の逆転勝利やちゃ

2018/10/13

カターレ関連の記事はえらいサボってたじゃ。
楽しみにして頂いてた方には、本当に申し訳ないちゃ。
今日は久々に更新するちゃー

フォーメーション

ハイライトでのフォーメーション図とはちょっこし違うちゃね。

カターレは前節のYSCC戦で差波が退場したがで、センターハーフには脇本が久々のスタメンやちゃね。GKとDFは最近のレギュラーと変わらんがやけど、両ウイングバックが前嶋とエド、シャドーがみずきゅんとヨージ、そしてCFには2試合連続でコケちゃんやちゃね。

相模原は3-4-2-1でミラーゲームながよ。3バックは元サウルコスの梅井によぉ、米原と森本で、両ウイングバックが右に徳永、左に保崎ながよ。両CHは千明と元ブラジル代表のトロ。シャドーが谷澤と松本、CFがチーム得点王のジョン・ガブリエルながよ。

スルーパス多用でチャンスを演出

立ち上がりは相模原の方が、ロングボールで長身のジョン・ガブリエル、松本孝平にボールを蹴っていく展開になってよぉ、カターレが跳ね返す…という展開やったのう。

そんでも、カターレは10分過ぎからボールを落ち着いて持たれるようになったがんで、空いたレーンからスルーパスをどんどん狙っていって、徐々に相模原を押し込んでいかれる展開になったがいちゃ。攻撃時はポジションを入れ替えながらも、5トップのように振る舞うカターレだけに、2センターの役割が重要になってくるとこやけど、椎名と久々出場のワッキーが二人で上手いことバランスを取っとったがで、カターレの悪いときみたいがに、3バックと他が分断されることは無かったのう。

相模原が先制もすぐに返せたじゃ

カターレが試合を優位に進めとってもよぉ、単純に空中戦になりゃ、長身選手を揃える相模原の方が優位に働きやすいがで、相手にセットプレーが渡ったら、どうしても危なっかしい感じになってくがやね。

33分に左コーナーから、ダイレクトで繋がれてよぉ、最後はマークを振り切った徳永裕大に倒れながらのシュートを決められて、カターレが先制されてしまうがいちゃ。

VTR見て思ったのちゃ、やっぱし長身の選手に引っ張られてしまうがで、セオリーとは異なるトリックプレーには、どうしても引っかかるとこはあるかもしれんちゃねえ。特にジョン・ガブリエルには、前回はかなりやられとるがで、更に警戒心は強くなるのは致し方ないからのう。セットプレーにおける長身選手ほどおっかないもんはないちゃね。

数的優位を逃さず同点にしたじゃ

先制点取られたカターレ。昨シーズンから全く逆転勝利がなくてよぉ、先制点を取られたらどうしようもない試合になっとることが多いカターレやけど、この試合は仕掛けきるとこがしっかりしとったがか、37分にすぐにゴール決めとるちゃね。

相模原のクリアボールをよぉ、コケちゃんが拾って、最後尾の代健司に戻してから、代は左サイドに開いたみずきゅんにパスを出すと、みずきゅんがクロスを放つと、中央へ入ってきた椎名がスライディングをしながら左足で合わせて、これがゴールになったがいちゃ。

みずきゅんがクロス放つときのピッチの状況がよぉ、相模原が最終ラインを4人で対応しようとしたとこで、カターレの選手ちゃ、5人もおるがやね。カターレの攻撃時ちゃ、CF、2シャドー、両WGの5人で、5トップを形成する感じになるがいど、今回ちゃ、3列目の椎名が飛び込むことで、ビッグチャンスを生み出したのう。最近見られなかった動き出しやけど、思い切った飛び出しが功を奏したじゃ。

前半は1-1で同点ながよ。

遠目からシュートも放ち、逆転ムードやちゃ

後半は更にカターレが攻撃のギアを上げて、更に攻勢をかけたがやね。相模原としちゃ、ロングボールでジョン・ガブリエルに預けることで、なんとか押し上げたいとこやったがいど、守備陣が先にボールを触らせることなく、ボールを触れられないジョン・ガブリエルは明らかに苛立っていい感じやったじゃ。

後半からは、カターレはよぉ、えらい遠い位置からシュートを放っていっとるシーンが目立ったのう。相模原のGK田中雄大ちゃ、守備範囲が広くてよぉ、本人も前目のポジションを取りたがることがあってか、柳下、谷奥らは、40mくらいのとこからもロングシュートを狙っていったシーンが3本はあったのう。

好調の前嶋と復活のイッキ

55分によぉ、前半から飛ばしとったエドに代わって、最近になって戦線復帰した、佐々木一輝を投入したがいちゃ。

逆転になった74分の前嶋のゴールやけど、見直したらGKが起点になっとんがやね。永井がボールキャッチした後に、5バックの左の前嶋にパス出して、前嶋が近づいてきた椎名にパスするがいど、そっからすでにゴールに向かって走っとんがやね。そんで右サイドを駆け上がるイッキに目掛けてサイドチェンジするとよぉ、イッキがカットインからシュート。それがバーに跳ね返ったこぼれ球を、自陣から駆け上がってきとった前嶋が頭で合わせてゴールやちゃね。

いろんなもんが詰まってておもしいゴールやちゃね。ボールに関わったもんとしちゃ、前嶋もイッキも結構長い距離を走ってゴールに繋げとんがやし、椎名の技術の高さも際立っとるちゃね。ボールに関わってない選手も適切なポジションで、相手選手を引きつけるのに一役買っているがで、よくできたゴールやったじゃ。


そんでその7分後の81分によぉ、右サイドを突破したヨージ(佐々木陽次)のクロスを、左から侵入してきた前嶋がスルーして、右から中央に入って構えとったイッキが相手のマークを剥がして、ゴールを決めとるちゃ。

前嶋もイッキも共通して言えることやけど、2人とも、初期位置がサイドにおるがやけど、そっからゴール前まで斜めに入っていって、相手の守備陣を撹乱していくのを武器としとるちゃね。守備時は5バックのサイドバックとして動かんならんがで、運動量は求められるがいど、斜めに侵入することでよぉ、相手側のマークの引き渡しが難しくなるがで、フリーになりやすいちゃね。

あと、突破力に優れるみずきゅん(新井瑞希)の存在が、両ウイングバックの特徴を更に引き立てとるのも見逃せん要素かのう。みずきゅんは相手選手を複数ひきつけてくれるだけに、真ん中が空きやすくなるがで、そこをウイングバックが狙うのを、ここ最近のカターレは強みとしとるちゃ。

発見も多く成長が感じられるちゃね

試合はよぉ、ジョン・ガブリエルに1点は返されてしまったがいど、カターレが3-2で逃げ切って連勝ながいちゃ。

欲を言えば、相模原の実力派GK田中雄大の好セーブがあったとはいえ、この試合展開やと、5点くらい奪って欲しいし、そういうとこを狙っていかんと、年々レベルが上がってきとるJ3で優勝するには厳しいかと思うがいど、打ち合いで勝つ経験が少ないカターレには貴重な勝利やし、選手達にとっちゃ、自信にもなったかと思うちゃ。

長い間見てきてよぉ、サイドに展開するまでは良くても、突破できるもんがおらんかったり、ニアサイドのスペースを突いていくもんがおらんかったり、そもそもゴール前へ飛び込む人数が少なかったりと、他のクラブにできることができんかったりしとったがいど、最近は改善の傾向が見られるちゃ。あとはフィニッシュの精度をもっと上げていくとか、こぼれ球をもっと詰めていくとか、ゴール前でのディテールをもっと詰めていきたいとこやのう。

アグレッシブな試合をやってきゃいいちゃ

アグレッシブに攻めるゲームやし、相手チームもゴールを決めとるがで、試合見ててエキサイティングで、近年のカターレでも稀に見る「おもっしい試合」やったんやないかと思うちゃ。

今年5月までの浮氣哲郎前監督の頃ちゃ、去年の前半戦とか見とるように、勝利はするがいど、基本的に1点勝負の試合が多くて、攻守ともに動きが少なかったがやけど、いかんせんそういう試合をしとったら、勝利以外やとフラストレーションが溜まっていくがやね。先制点を取られると、ダメ~な空気が漂ってくるがんで、見てる客にとっては、あんまし優しいものではないかと感じるがよ。

ゴールの奪い合いでエキサイティングな試合やったがに、富山の地元メディアちゃ、グラウジーズばっかりで、あんましカターレを取り上げないのが現状やし、カテゴリーごとで扱いも変わってくるのは間違いないとは思うちゃ。「勝たないと扱いが悪い」のは事実やし、そこを否定するつもりもないちゃ。

ほんじゃけど、オラが思うには、結果やカテゴリーで左右される程度の富山県とか、そもそもサッカー人気があるとは言い難いと思うし、ただ勝ち馬に乗りたいだけに過ぎんとしか思えんがやね。グラウジーズも昨シーズンはギリギリB1に残留できたがいど、降格しとったら、一気に客もメディアも引いていくかも…とか感じたりするちゃ。カターレも創設時はメディアも連日取り上げたがに、3年目で低迷したら、一気に冷めていったがいど、正直言っちゃ、富山県民は「ダメだったら見捨てるし、諦めが早いし、薄情な人ら」…なんて思ってしまうわけやちゃ。そもそも「勝ち馬に乗るのが好きであって、スポーツ自体が好きとは言い難い」からのう。

ほんじゃけど、長い目で考えたらよぉ、カターレはサッカーを、グラウジーズはバスケを、サンダーバーズは野球を…とそれぞれのスポーツ観戦が好きな人を増やしいかんなん課題はあるかと思うちゃね。「強い弱い」とか「有名か無名」かで見に行くかどうかよりも、根本的に「サッカーが好きだから」で、カターレを見に行く流れは無いと、先細る一方やないかと感じるちゃね。

そう思ったら、昇格最優先で塩ゲーム連発しとる場合でもないかと感じるがやね。プレーでおもしくないもんを見せたところで、サッカーが好きな人が増えていくとは、オラは信じがたいがやね。J2でも中位は保っていて立派な戦いをしとって、マスコットで話題を作っとるツエーゲン金沢でも、客数が伸びないのちゃ、試合展開が堅実すぎるとこも一つあるんやないかと、現地サポの知人から耳にしたことあるがいど、オラはカターレのJ2時代を重ねてもそうやな~とは感じたもんやちゃ。客数が増えるかどうかは、相手サポの多さに依存するとこはあるやろう。(とはいえ、降格したらもっと大変だから、アグレッシブに…とは展開できないジレンマはあるやろう)

オラ個人としちゃ、どうしてもガチガチとしたサッカーをやらざるを得ない状況やったJ2時代よりも、今の方がカターレを楽しく見られているし、実際にスタジアムへ行くと、客数こそは少なくなったとはいえ、一部例外はあれど、アグレッシブなゲームをしとるがか、お客さんは試合を楽しんで見ているなあとは感じたりするちゃ。

カターレの客が増えないのちゃ、「結果が出ない」からとか「J3だから」とか言われるのが一般的やろう。ほんじゃけど、オラは「新井瑞希ですら県民のほとんどが知らない」というとこにあるかと思うし、そもそも結果以外でカターレのことを県民に知れ渡っていないとこにあると思うちゃね。イケメンでサッカーが上手くて、ブラジル代表経験がある相模原のトロも翻弄してしまう、みずきゅんなら情報発信できりゃ、それなりに女性を連れてこれることも十分可能やと感じるちゃね。

客数やメディアの扱いなどでネガティブに思われる人が多いがいど、とりあえず今は来ていただいたお客さんに興奮してもらえるようなアグレッシブな試合を繰り広げることが大切かと感じるちゃね。まだまだ「結果でしか動かない」レベルの富山県民には、「サッカー自体は面白いスポーツ」というとこを知ってもらう段階やないかと思うし、最近のカターレのように、おもっしい試合して、少しずつでもいいから共感してもらえる人を増やすほうが、長い目で見たらいいかとオラは思うちゃ。

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-カターレ富山