前回記事に引き続き、コンビニチケットの問題について触れるちゃ
グレイトフル・デッドのマーケティングをJリーグが採用してりゃ、サポーターの問題も解決できるちゃね https://t.co/b5GiV6No2g pic.twitter.com/ogPmd6EtQG
— とれぱん先生🇸🇴 (@torepan_sensei) September 27, 2018
ホスピタリティが集客に左右するちゃ
まず1つはこれやちゃね。Jリーグちゃ、プロサッカーの興行やちゃ。選手やスタッフはサッカー興行を生業として、入場料、広告料、放送権料など含まれた分配金などで、収益を挙げとられるちゃね。
お客さんをお迎えするだけによぉ、メインである試合だけでなく、清掃作業、イベントやスタグルの充実など、常に顧客満足を意識して、運営しとらっしゃるがよ。クラブごとで環境に差異はあれど、選手達やクラブスタッフちゃ、それでご飯を食べとる以上、(できる限りだが)隅々まで準備してよぉ、お客さんをお迎えするわけやちゃ。
オラちゃ、去年はロシア・プレミアリーグを観に行っとんがやけど、ハバロフスクでもウラジオストクでも、それなりに準備してあるがいど、オラの座るとこには砂埃た溜まっとって、自分で払い落とさんなんがやったがで、そういうのを見とると、Jリーグの運営ちゃ、どこも頑張っとると感じてたりするがよ。
プロの興行を素人のオペで買うのはどいが?
オラはJリーグはコンビニと決別すべきやと思うちゃね。プロの興行をコンビニバイトの素人のオペで買うのは変やからのう。
オフィシャルサイトを整備して、チケットを即座に買いやすくすりゃいいちゃ。予約しておきゃ、チケットレスでスタジアムへ行って、前売り価格で買えるようにすりゃいいしのう。
— とれぱん先生🇸🇴 (@torepan_sensei) September 28, 2018
ただよぉ、Jリーグの各クラブの努力の割には、コンビニチケットちゃ、随分雑な売り方をしとんがやね。
マルチメディア端末を使って、チケットを選んで、バーコード付きのレシートを発行してよぉ、コンビニのレジへ持っていって、チケットを発行する…という流れやけど、この流れの中に、Jリーグの各クラブのスタッフの人が全く関与してないがいちゃね。
つまり、競技と運営のプロが提供する「興行という商品」をよぉ、商品のことを何も分かっていないような人が、接客して売っている…ということやちゃ。
家電にしても、パソコンにしても、化粧品にしても、事務用品にしても、衣服にしても、店員がバイトでもそれなりの知識を持った人の接客サービスを受けて、それを元に商品を選ぶもんやろう。
ほんじゃけど、これがJリーグを含めて、スポーツやライブチケットをよぉ、コンビニで買うときは、カネ払うまで、商品知識もない素人がオペレーションしとんがやね。
汗水たらして日々厳しいトレーニングを積んでいる選手達の試合と、それを盛り上げたり、安心して見ていただけるように整備しとるスタッフのことを考えたらよぉ、随分雑な売り方をしとるかと、みなさん感じられるかと思うちゃ。
時間かかりすぎやちゃ
これはファミポートやけど、コンビニの端末でできることが多くなりすぎてよぉ、この時点でごちゃごちゃして見づらいがやね。
そっからよぉ、「チケットサービス」→「探して買う」→「サッカー(ジャンル)」→「Jリーグ」→「チーム」→「公演を選ぶ」→「詳細情報」→「座種選択」→「確認」→「電話番号」→「発券申し込み」で、やっとレシートが出てくるがいど、はっきしいっちゃ、面倒くさいがんよ。
実際問題、コンビニでチケット買えて便利なように見えてよぉ、レジへ持っていくレシートが発行されるまで、えらい時間がかかるがいちゃね。自分が試しにやってみたところ、5分近くはかかった感じやちゃね。
要は「別に楽でもない」ということやちゃ。
どこのコンビニでも、端末ちゃ、一つしかないがやけど、利用客が多いコンビニの場合、チケットの発券に結構な時間がかかるだけに、人を待たせることになるちゃね。これがどこでも支払えるような各種チケットならいかれど、商品をコンビニで受け取るサービスやと、他のコンビニで使えるわけやないがで、本当に迷惑をかけてしまうちゃね。
コンビニチケットからやと情報不足やちゃ
コンサドーレ札幌と鹿島アントラーズの公式HPを見たがやけど、前者は席ごとでどんな特徴があるのか説明してあってよぉ、後者はスタジアムビューイングが設置されとるちゃね。これを見たら、どういった感じながか、お客さんはイメージしやすいがよ。
しっかしよぉ、これがコンビニになるとこうなるがやね。
これは酷いちゃ!
これをコンビニで買おうとするとよぉ、「エグゼクティブ・南側」とか「カテゴリー1」とか、文字でしか表記されてないがやね。スタジアム図も無いがで、どこに席があるのかも分からんがで、これは不親切なシステムやちゃね。
これでよぉ、本人はまったりと座って見ようと思ったがに、「ホームゴール裏」とか買ったりしたところで、「旗で試合が見えん」とか「騒がしい」とか、いろいろ苦情が出ても致し方ないやろう。
そんなもん、こんな売り方してたら、問題出てくるの当たり前やにか。
Jリーグのクラブも、公式サイトで分かりやすく説明しとるかどうかはあれど、なんのせコンビニであのような形になっとったらよぉ、公式サイトを確認する必要もなくなるがで、あんまし効果は発揮せんがになるちゃね。
これが公式サイトでしか買えない仕組みやったとしたら、こういった問題は多少は減らせるに違いないやろう。
イニエスタ来日で露呈された転売ヤー対策
神戸戦、5分でチケット完売でしたね。😢
転売ヤー許せん😠😡 pic.twitter.com/BF67XOJlDT— yurin⭐ (@yurinsao) September 30, 2018
イニエスタやフェルナンド・トーレスがやってきたことでよぉ、気にしてたことが、転売ヤーの存在やったがいど、案の定、現れとるちゃね。
これはいろんなとこで取り上げられとるがで、キリがないのが正直なとこやけど、「本当に欲しい人にチケットが渡らない」とか「転売されたとこでクラブにメリットがない」とか「いつも応援しとったもんが、人気カードには閉め出される」とか、まあJリーグ人気に対して、明らかな障壁になる存在には違いないちゃ。
上記に書いたように、手順が慣れとらんもんやないと、素早く買えずに、チケットも買い手のニーズとか関係なく買われてしまうとこを見たら、とても一見さんには優しいとは思えず、むしろ転売ヤーに優しいシステムといえるちゃね。
コンビニでの販売効果を検証すべきやちゃ
いろいろコンビニチケットについて書いてみたがいど、チケット業界の宣伝広告とか、(分かっていれば)便利なシステムに違いないちゃ。
ほんじゃけど、スタジアムに駆けつける顧客満足とか、継続的にファンになってもらうとか、端末を使い慣れとらん人のこととか考えたらよぉ、実際問題、コンビニチケットの効果は微妙やと思うちゃね。
今どき、Jリーグちゃ、いろんなクラブが買収とかやっていってよぉ、カネと人がえらい動くよう業界になっとったちゃね。ただよぉ、現行のコンビニの販売形式やと、熱心なコアサポーターも、普段Jリーグを見ないライトファンにとってもよぉ、あんまし良いシステムやなくて、お客さんへのホスピタリティが不十分になってしまうだけやちゃ。
ここは思い切ってよぉ、Jリーグのクラブが直売に力を入れることにしてよぉ、コンビニでの販売をやめてみてもいいのかもしれんちゃね。スマホユーザーが増えれば、公式アプリを用意して、わざわざコンビニへ行くことも無いようなシステムにすたり、電子チケット等も力を入れてみてもいいやろう。
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